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Athlon(Palomino)
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高性能なAthlonのCPUコアに加え、Intel系CPUの拡張命令セット(SSE)に対応しアプリケーションによってはパフォーマンスの高速化が図れる。(3DNow!Pro)。さらにキャッシュのハードウエアリフェッチによりキャッシュメモリへのデータ読み込みを予測し高速化を実現した。 |
Duron(Morgan)
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コアは上記Palominoと同様で特徴も同じ。ただし、L2キャッシュを減らしてコストを削減したバリューPC市場向け製品。 |
Pentium4(Willamette-423)
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Intel社が2000年11月に発表したアーキテクチャ「NetBrust」を採用したプロセッサ。1世代前の「P6」アーキテクチャ(Pentium〜PentiumIII)から約六年ぶりに変更されることになる。Pentium4は主にクロックスピードのチューニングに主眼を置いた製品で、他のプロセッサと比べると容易に高クロックの製品を開発できる。またマルチメディアに対する新しい演算命令セット「SSE2」を搭載し、動画再生やオーディオ関係に対してはさらに高いパフォーマンスを発揮する。このWillamette-423コアのプロセッサは2Gまでの製品になりそれ以上の製品は後述する「Willamette-478」に引き継がれることになる。なお、Willamette-423/478はパッケージが異なるため互換性は低い |
Pentium4(Willamette-478)
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Willamette-423の後を引き継ぐ形で2001年8月に発表されたIntel社の最新CPU。「423」との違いはソケットのパッケージくらいで基本的なアーキテクチャは次期プロセッサ「Northwood」も採用しており将来的な互換性は確保している。 |
【コラム】 Pentium4とi845
2001年11月に発表されたPentium4だが、1.5GHzというハイエンドなラインアップの割には普及しなかった。
(当時最高はAthlon1.1GHz) |
その理由は
- CPU自体が高価
- Pentium4用チップセットi850がRDRAMのみのサポート
である。さらに言えば
- 一般的に使用されているSDRAMが使えない
- RDRAMはSDRAMの5倍もの値段だった
各ハードメーカからもPentium4システムは発売されず、Intel社は方向転換を余儀なくされた。
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■i845搭載マザーボード |
Pentium4発表から約一年、2001年9月に発表されたi845チップセットはSDRAMをサポートし、安価なシステム構築を可能にした。CPUの価格下落とi845チップセットにより今後はIntel製のCPUのメインストリームになるだろう。
参考WEB - MYCOM PC WEB
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