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CentOS 後継問題 (23Q1参考)

CentOS 後継問題について 23Q1 時点の情報の簡易的なまとめです。

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CentOS 後継問題 (23Q1参考)

CentOS は、サーバ用途に用いられることも多い Red Hat Enterprise Linux (RHEL) ベースの Linux ディストリビューションです*1

サーバ用途に用いられる要因の一つが安定性です。セキュリティ パッチの適用など日々のメンテナンスを除けば、そのままの状態が可能な限り永く続くことが好まれます。

新技術に積極的な Debian や Ubuntu とは対照的であり、堅さは信頼の証でもありますが、堅さゆえに新技術の採用が何年も遅れるとも言われ、技術者は様々な工夫をして構築・運用をしました。

しかし、CentOS は、開発方針の変更を打ち出しました。この変更は、安定性を求める人達とは違えるものだったため、すぐに AlmaLinux OS や Rocky Linux が立ち上がり、これまでの CentOS のような OS を開発して提供することになりました。

では、 ベースや目指すものが同じと言える AlmaLinux OS と Rocky Linux のどちらを採用すべきでしょうか。本記事を記述している 23Q1 時点では、どちらでもよいという意見が多いようです。

本記事を記載するに当たり再調査したところ、当初は VPS 事業者でも判断が分かれ、どちらかの採用が多かったように記憶していますが、今では AlmaLinux OS と Rocky Linux のどちらも選べるところが多いようです。

なお、Scientific Linux はメンテナンスのみとなり、BlueOnyx は AlmaLinux OS を推奨環境とし、cPanel や Plesk は AlmaLinux OS のパートナーとなっています。

*1 ベース、互換、クローンである、クローンではない等、様々な主張や意見がありますが、本記事では「ベース」と表記しています

関連

AlmaLinux、 Rocky Linux、 Fedora Workstation のインストール方法については、次のサポート記事をご参照ください:

※上記サポート記事の下部には、厳密なものではありませんが、それぞれのリソース情報も記載しております

CentOS 8 のインストール方法については、次のサポート記事をご参照ください:

様々な OS のインストール方法については、次のサポート記事をご参照ください:

参考文献等

注意

  • 本記事は CentOS の後継 OS について 23Q1 時点での情報を簡易的にまとめたものです

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