
UltraVNC でリモート アクセスする方法です。
UltraVNC Viewer でリモート アクセスする方法

[スタート]をクリックして[すべてのアプリ]をクリックします。

一覧の[U]内の「UltraVNC」内の[UltraVNC Viewer]をクリックします。

接続先情報を確認します。この例では、VNC 標準ポートに接続するため、接続先 IP アドレスのみ準備しました。
192.168.1.9
(参考) ポートが変更されている場合は、IP アドレスに続けてポートを指定します:
192.168.1.9:5900

パスワード入力画面が表示されたら、パスワードを入力して[Login]をクリックします。

Windows パソコンから macOS に接続した例。
オプション
[Options]をクリックすると様々なオプションが設定できます。
Encoders

Encoders タブでは、エンコーダに関する設定ができます。十分に快適な通信ができる LAN であればあまり気にすることはないかもしれませんが、細い回線で遠隔地の端末に接続するような場合は、適切な設定をすることで快適に操作できるようになります。
Input

Input タブでは、マウスやキーボードに関する設定などができます。
※日本語環境では「Japanese keyboard」にチェックを入れると「全角 / 半角」キーを押して日本語入力を On / Off するなどの操作ができます (環境により動作しない場合があります)
Display

Display タブでは、ディスプレイに関する設定などができます。
Misc

Misc タブでは、スナップショットに関する設定などができます。
Security

Security タブでは、セキュリティに関する設定、暗号化やクリップボード転送の設定などができます。
Quick enc

Quick enc タブでは、通信速度や環境を選択することで適切な設定をしてくれます。
Listen

Listen Mode で待機するポートの設定や待機の開始操作ができます。
Conf

設定ファイルの設定ができます。
そのほかの操作
- Restore defaults – 初期値を復元する
- Delete – 削除する
- Load – 読み込む
- Save – 保存する
- Save as – 名前を付けて保存する
- About – バージョン情報
接続後の設定変更
接続後もメニューを表示させることで様々な設定の変更ができます。
エラー例
ネットワークにこのアプリへのアクセスを許可しますか?

「ネットワークにこのアプリへのアクセスを許可しますか?」と表示された場合は[許可]をクリックします。
※間違って回答した場合や設定の確認や変更をするときはファイヤーウォールを確認します
Failed to connect to server !

「Failed to connect to server !」と表示された場合は、接続先と通信ができない状態です。確認する主な項目は次のとおりです:
- 接続先 (IP アドレスやポート番号の組み合わせ) は正しいか
- 自端末はネットワークに接続しているか
- 相手先はネットワークに接続しているか
- 相手先は UltraVNC が起動しているか
- 自端末と相手先は通信可能な状態か
- 自端末と相手先のファイヤーウォールは正しく設定されているか
authentication rejected

「authentication rejected」と表示されたときは、入力したパスワードが接続先で拒否された状態です。再度 Viewer を起動し、正しいパスワードを入力して接続します。
VNC Viewer error

VNC Viewer error
Error creating listening daemon:
(Error binding Daemon socket)
Perhaps another UltraVNC Viewer is already running?
「Perhaps another UltraVNC Viewer is already running?」と表示された場合は、UltraVNC が Listen mode で起動している状態で、さらに起動しようとした場合に表示されますので、[OK]をクリックして閉じます。
すでに起動している Listen Mode の UltraVNC を停止し、Listen Mode ではない通常の UltraVNC Viewer を起動します。
※本記事では Listen Mode の UltraVNC については割愛します
設定を変更したら通信が遮断された
設定を変更すると設定が遮断されることがありますので、特に遠隔地の端末を操作するときは、十分なテストを行ってから運用する必要があります。また、バージョン管理やセキュリティ関連についても適切に行う必要があります。
関連
Windows ファイヤーウォールで通信許可する方法については、次のサポート記事をご参照ください:
注意
- 本操作例は、 UltraVNC Viewer Ver.1.6.x で相手先に接続するものです
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