
アプリに Windows Defender ファイヤーウォール経由の通信を許可する方法です。
Windows Defender ファイヤーウォール

パソコンにソフトウェアをインストールしたときや、パソコンでソフトウェアを操作したときに、通信を許可するかが尋ねられ、その回答が通信設定として記録されます。
このような通信設定は、通常は操作をする必要はありませんが、例えば上記のタイミングで誤った回答をしてしまい、ソフトウェアの通信ができなくなってしまった場合や、パソコンのネットワーク種別が変更されたために、既存の設定では通信ができなくなってしまった場合などに、通信設定を確認したり変更したりして問題を解決します。
ここでは、特定のソフトウェア (UltraVNC) の通信を許可する操作例を記載します。
アプリに Windows Defender ファイヤーウォール経由の通信を許可する方法
設定画面を表示する

[スタート]をクリックして[設定]をクリック。

[プライバシーとセキュリティ]をクリックして「Windows セキュリティ」内の[ファイヤーウォールとネットワーク保護]をクリックします。

「Windows セキュリティ」の「ファイアウォールとネットワーク保護」が表示されますので、[ファイヤーウォールによるアプリケーションの許可]をクリックします。
設定を確認する

「許可されたアプリおよび機能」が表示され、現在の設定が一覧表示されます:
- 有効無効
- 名前
- プライベート ネットワークで通信可否
- パブリック ネットワーク通信可否
※画像は、インストール直後の UltraVNC 関連通信の設定 (赤枠) に注目した例 (環境により並んで表示されていなかったり表示名が異なる場合があります)
※確認中は、灰色で表示され、設定が変更できませんが、正常です
設定を変更する

設定を変更するには、[設定の変更]をクリックして変更操作ができる状態にし、必要な設定を変更し、[OK]をクリックします。
※この例では、「vnc5900」の「プライベート (ネットワーク通信)」にチェックを入れ、通信を「許可」しています
(参考) そのほかの操作:
- 「別のアプリの許可」をクリックすると、一覧にないソフトウェアを一覧に追加できます
- 「削除」をクリックするとエントリを削除できます
- 「詳細」をクリックするとプログラム パスを確認できます
注意
- 本操作例は、Windows 11 の Windows Defender ファイヤーウォール経由の通信を設定するものです
- システムを危険にさらす場合がありますので、設定内容は慎重に検討します
- ほかのウィルス対策ソフトウェアやルーターなど上流の通信制御装置などで、設定したい通信が許可されていない場合は、Windows Defender ファイヤーウォール経由の通信を設定しても通信ができない場合があります
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