
Microsoft Edge でプロファイルを切り替える方法です。
Microsoft Edge

インターネット閲覧ソフトをウェブ ブラウザといいます。ブラウザには Google Chrome や Firefox など数多くの種類があります。
Windows 11 では、標準ブラウザとして Microsoft Edge (まいくろそふと えっじ) が搭載されています。
プロファイル

よく訪れるウェブサイトをお気に入り (ブックマーク) に登録するなど、ブラウザには様々な設定やカスタマイズができます。
仕事用と私用で使い分けたり兄と妹で使い分けたりしたい場合は、Microsoft Edgeに「プロファイル」を作成して切り替えて使う方法があります。
同じ Microsoft Edge でも、プロファイルが切り替わると設定やお気に入りの内容を個別に保存できますので、あたかも個別の環境のように使用できます。
なお、本記事では、プロファイルを切り替える方法を記載しますが、「Windows Update を実行したところ、Microsoft Edge のお気に入りが消えてしまった」など、意図せずプロファイルが変更されてしまった場合の操作方法をメインに記載します。
意図せずプロファイルが変更されてしまった場合の操作方法

この例では、上記画面が普段使っている状況となります。普段使っているこの環境では、ニュースが表示され、お気に入りに「Google」が登録されている状態です。

Windows Update 等が行われたあとに Microsoft Edge を起動すると、今までと異なる画面に気が付きます。ニュースが表示されず、お気に入りも空っぽの状態です。
プロファイルを切り替える方法

図を参考に[アイコン]をクリックし、[プロファイル 2cdsad]をクリックします。
※環境により表示は異なります (以降同じ)

最初の画面 (以降「1」) と「プロファイル 2cdsad」を開いた画面 (以降「2」) を比べると、2 の画面がこれまで使っていた環境であることが確認できます。
ピン留めする
データが消えていなかったことに安堵しますが、毎回 1 の画面を開き、切り替え操作を行って 2 の画面を表示させるのは面倒です。「ピン留め」をすると、直接 2 の環境を表示させることができます。
これまでの操作を行った場合、Microsoft Edge のアイコンが 2 つ表示されています。1 のアイコンは空っぽのプロファイルです。 2 のアイコンは、 1 を開いたあと、プロファイルの切り替え操作を行って開いた 2 のものです。ピン留め操作は 2 のアイコンで行います。

2 のアイコンを[右クリック]して[タスクバーにピン留めする]をクリックします。この操作を行うと、開いている 2 の画面を閉じてもタスクバーに 2 つの Microsoft Edge のアイコンが表示されたままになります。

新しく追加された右側の 2 の Microsoft Edge のアイコンをクリックすると、直接 2 の画面が表示できるようになっています。
そのほかの切り替え方法
Microsoft Edge から次のアドレスを開くと、プロファイルの切り替え操作ができる画面が表示されます:
edge://settings/profiles
関連
ブラウザは 1 つだけしか使えないわけではなく、複数のブラウザを同時に使うこともできます。
複数のブラウザがあるとき、そのブラウザが「既定のブラウザ」でない場合、既定のブラウザとして設定するか尋ねられることがあります。
もし、意図せず既定のブラウザを変更してしまった場合は、本記事記載の手順では対応できない場合があります。
その場合は、既定のアプリを元に戻す操作を行います。既定のアプリを変更する手順については、次のサポート記事をご参照ください:
※既定のブラウザが変更された状態でも Microsoft Edge 等の任意のソフトウェアを指定して起動する場合は、指定したソフトウェアが起動します
注意
- 本操作例は、Microsoft Edge Ver.139.0.3405.86 (公式ビルド) (64 ビット) のものです
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