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OSやブラウザの暗号化通信の対応状況一覧 2018

暗号化通信は、ブラウザによるホームページ閲覧やメールクライアントによるメールの送受信の際に使われます。

主な暗号化通信の種類には、「SSL」と「TLS」があります。「SSL」には、「SSL 2.0」、「SSL 3.0」があり、「TLS」には、「TLS 1.0」、「TLS 1.1」、「TLS 1.2」があります。

暗号化通信に脆弱性が見つかるなどしたため、いくつかのインターネット関連企業は、2018 年 6 月ごろから「TLS 1.2」に対応していないシステム(パソコン、スマートフォン、メールソフトなど)からのアクセスを遮断すると発表しています。

これにより、「TLS 1.2」に対応しているソフトウェアに変更したり、設定を変更して対応したりしなければ、今後、各社のサービスが利用できなくなる可能性があります。

具体的な例としては、ウェブサイトが閲覧できない、メールの送受信ができないなどが考えられます。

ここでは、システムやソフトウェアの対応状況の一覧を掲載しますので、参考になさってください。

なお、これらは参考情報ですので、最新の状況などは、各ソフトウェア提供元などの情報を必ずご参照ください。

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かんたんチェック

Yahoo! セキュリティセンターでは、ウェブブラウザの TLS 1.2 に対応をチェックできるウェブページが用意されています。

→ Yahoo!セキュリティセンター | 2018年6月1日以降、古いブラウザー、パソコン、スマートフォンなどでは、Yahoo! JAPANのウェブサービスが順次ご利用いただけなくなります。( https://security.yahoo.co.jp/news/tls12.html )

Windows と Internet Explorer (早見表)

「●」は、その Windows が発表された時に標準搭載していた Internet Explorer のバージョンで、「→」のあるバージョンまでアップデートが可能です。

例えば、 Windows 7 は、 Internet Explorer 8 が標準搭載ですので、今回制限される暗号化通信に対応できませんが、同じ Windows 7 でも Internet Explorer 11 まで正しくアップデートされた場合は、問題ありません。

Windows 7 に Internet Explorer 11 をインストールする手順については、次のサポート記事をご参照ください:

[IE11] Internet Explorer 11をインストールする方法

※ Internet Explorer と Edge は別物です。

OSとブラウザ

Internet Explorer

Internet Explorer の各バージョンと Windows の対応表です。

説明は、一つ前の項目をご参照ください。

Safari

Safari の各バージョンと macOS の対応表です。

主なブラウザ

Internet Explorer や Edge 以外に利用される主なブラウザの対応表です。

主なメールクライアント

Windows 10 に標準搭載されているアプリ「メール」や「Windows Live メール」、「Thunderbird」などがあります。

古いものでなければ、基本的にソフトウェア自体は暗号化通信に対応していますが、個々のアカウントに対する通信設定によりますので、正しく設定されているかご確認ください。

なお、設定可能な通信設定は、メールサーバーの対応状況によります。

主なスマートデバイス

Safari

iPhone や iPad に標準搭載されるブラウザ「Safari」と iOS の対応表です。

Android

Android に搭載されるブラウザの対応表です。

主なゲーム機

主なゲーム機に搭載されるブラウザの対応表です。

関連

注意

  • 記載される情報は参考情報です。必ず機械装置やソフトウェアの提供元の情報をご確認ください。
  • メールソフトは、メールソフトそのものの暗号化通信の対応状態、メールソフトの暗号化通信の設定、メールサーバーの暗号化通信の対応状態などの組み合わせによりますのでご注意ください。
  • 暗号化通信する場合の制限ですので、暗号化通信を行わない通信は、影響を受けません。ただし、暗号化通信を行うことは標準的になって来ているほか、安全のために暗号化通信を使用することをおすすめします。

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